そのまま名づけた感じがします。

「使用済み小型電子機器再資源化促進法」

　いよいよ４月１日から新リサイクル制度がスタートするようです。

参加する市区町村が回収ボックスなどを設置して、住民から小型家電を集め、国が認定する業者に引き渡し、中間処理施設での分解を経て、製錬所で金銀銅やパラジウムなど１６種類の金属を取り出し、メーカーが再利用するという制度です。

　今まで、使用済み家電は年間約６５万トンも発生していて、大半を不燃ごみとして埋立地に処分してきまた。ところが、日本から流出した廃家電の不適正なリサイクル処理による環境問題が発生しています。

　粗大ゴミとして扱う場合を除き、手数料はかからないということです。回収対象は携帯電話、パソコン、小型ゲーム機など約１００種類に及び、家電リサイクル法のテレビなど４品目を除くほとんどの家電が当てはまるそうです。

　この制度が広く行き渡れば、環境問題も幾分は解消されるし、都市鉱山からの資源の再利用もできるという一石二鳥の制度のようです。

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