10日深夜から北京マラソンに参加する日本国籍の選
手の登録ができるようになりました。
尖閣諸島の国有化以降、様々な面で中国政府の対抗
措置が行われてきましたが、北京マラソンでも公式ホーム
ページ上に参加国籍を選択する画面に日本という国がな
く、入力できなくなっていました。この為、参加が危ぶまれ
ていました。しかし、一転して登録可能となりました。
どうやら、中国国内でやりすぎという批判が高まった模
様です。短文投稿サイトの微博に「五輪を開催した町とし
てみっともない」とか、「組織委員会は頭が悪すぎる」etc.
の書き込みがあり、批判を考慮したのではないかというこ
とです。
反日デモによる打ちこわしや日本製品の不買運動、文化
学術交流などの中止といった日本を全く受け入れないよう
な状態が続いていました。ここに来て少し和らいだような気
もします。このままではお互いの損失だし、考え方を変えて
もらいたいものです。