年金改正案によると、今年の10月から支給額の引き下げ
が実施されるはずでした。しかし、公明党の反対で早期実施
は困難となりました。
改正案では、今年の10月から0.9%、2013年、2014年はそ
れぞれ0.8%ずつ減額する予定でした。政府は準備が間に合
わないことを理由に引き下げの時期を来年の10月分から実
施する方向で検討しているそうです。
払いすぎの金額は約7兆円にも上り、さらにこの延期により、
数千億円が新たに払いすぎとなる模様です。
公明党が年金受給者に配慮して減額に反対しているという
ことですが、単なる先延ばしに過ぎません。自分たちの顔作
りに利用しているように見えます。このまま先延ばしを続けた
ら、若者への負担が一層増すばかりです。
決めたことは実行しないと意味がありません。公債発行は将
来へのしわ寄せに過ぎません。足りない分は国民から徴収す
ればいいという安易な考えではお先真っ暗です。このままでは
借金が増えていくばかりです。借金大国日本、このままでいい
のですか?・・・・・・・・・・・