12月2日、山梨県大月市と甲州市をまたがる中央自動
車道上り線の笹子トンネル内でコンクリート製の天井版が
落下し、車3台を巻き込む事故が起こりました。この事故で
9人の死亡が確認されました。
中日本高速道路の見解は、「大きな原因は老朽化によ
るもの」としています。天井版を支えているつり金具のボル
トが天井のコンクリートから抜け落ちた箇所があったそうで
す。
中日本高速道路は打音検査をしていなかったことを明ら
かにしています。打音検査とはハンマーなどでたたいて、
音の異常から危険な箇所を発見する検査で、今回の中央
道トンネルにおいても検査をしておくべきだった事です。
現在、あちこちで、あわてて打音検査や触診検査を行って
いるようです。事故が起こる前にやらなきゃ意味ないですよ
ね!亡くなった人達はもう帰ってこないんだから・・・・・・